【YouTube】山口県萩市出身の写真家「下瀬 信雄」さんを迎えてのFacebookライブ配信の様子を編集した動画をYouTubeにUPしました。
2024年3月19日(火)の14時00分から山口県萩市出身の写真家、下瀬 信雄さんを迎えて にゲスト出演していただいた時にFacebookでライブ配信を行い、様々なことを語っていただきました。
その様子を、再編集しYouTubeにUPしましたので、ぜひ見てみてください。
内容
写真家の下瀬信雄さん
昨年10月に出版された最新写真集「つきをゆびさす」について紹介してくださいました
写真館「シモセスタジオ」を営みながら、写真家として活動されている下瀬さん。
東京から帰萩され、写真家として歩き出した時のことを教えてくださいました。
「萩を撮りたいと思ったが、萩の観光写真を撮りたいとは思わなかった」と下瀬さん。「自分の身の回りの物を撮りたい。ちょっと足元を撮ったり、まわりの風景を撮ったり。何てこともないモノだけど、なんか不思議というものを撮りたい」と思い、写真を撮り始められたそうです
最新写真集「つきをゆびさす」の話に 「つきをゆびさす」というタイトルは、「仏教、楞厳経の中にある『指月(しげつ)の教え』からつけた」と下瀬さん。教えとは「月を指し示すのに、その指先しか見ないと月をも失う」、つまり経典や修行といった雑事の方に集中し一生懸命になってしまい、その先にある大切な月を見失ってはいけないという意味だそうです
あわせて「指月公園、萩城の別名「指月山城」の「指月」からつけた」と話されていました。
下瀬さんが約30年くらい前から撮りためてきた作品166枚が収録されている写真集は、第1章「天地(あめつち)」、第2章「産土(うぶすな)」、第3章「指月(しげつ)」の3章構成となっています。
下瀬さんは「写真集は一目見ると分かるが、読んでいくと新しい発見がある。見た人一人ひとり印象が違うと思います。写真集をみなさんで育ててほしいです」と話されていました
これからのことをお聞きすると、「やり残したこと、挑戦したいことが出てくると思う。プロジェクトはいっぱいある」と下瀬さん
「そのうちまた作りたいと思うんじゃないかな」と笑顔で話されている姿がとても印象的でした次回作、楽しみにしています
シモセスタジオ
https://shimosestudio.com/