【防災ラジオ】コミュニティラジオは防災ラジオ。今回のテーマは「停電」のポッドキャストを投稿しました。
この番組は昨年(2023年)からスタートして、今回で4回目。
リスナーのみなさんと一緒に防災、減災についての情報を考えていく番組です。
スタジオゲストは、共に防災士で、萩市地域防災リーダーの三浦正之さん、そして三浦恵子さん。
恵子さんはモーニング775のパーソナリティでもお馴染みです。
そして本日の特別ゲスト、防災士の佐伯まさのりさん。
佐伯さんは、萩市の地域防災マネージャーでもあります。
また中国電力ネットワーク株式会社に勤められながら、山口県自主防災アドバイザーや学校防災アドバイザーも務められています。
今回のテーマは「停電」。
特別ゲストの佐伯さんの専門分野ということで、まずは停電時の注意事項や備えについてお話してくださいました。
「自分の家は停電しているのに、隣りの家は電気がついていることがあるんですが、それはなぜですか」と恵子さん。
その停電の原因としては2種類。
1つはお家のブレーカーが切れている場合。
もう1つはお家に繋がっている配電線が停電する場合です。
「まずはご自宅の分電盤を確認してみてください」と佐伯さん。
「切れているブレーカーがあれば、それを入れてください。ブレーカーを入れても電気がつかない場合は配電線が停電しています。ブレーカーを入れてすぐにブレーカーが切れる場合は、自宅の配線や機器の故障などが考えられます」と教えてくださいました。
中電ネットワークでも”でんきの出張サポートサービス”(有料)を準備。電話かHPの対話形式のチャットで相談できるそうです。
これからの時期、停電時に気を付けなくてはならないのが熱中症対策。
3つの対処方法「室温を下げる」「体温を下げる」「電化製品を動かす」をそれぞれ詳しく紹介してくださいました。
最後に大規模災害への備えについて、また防災士視点でのアドバイスがありました。
佐伯さんは「中国電力ネットワークは、日々巡視や設備点検を行ない、古い設備の取り替えや樹木等の接触による停電を起こさないよう務めています。みなさんそれぞれによって必要な電気は異なります。ご自身に合った準備を」と話されていました。
「今日のこの放送を機に、少しでも防災について考えるきっかけにしていただけちたら」と3人が話されていました。
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